こんにちは。山好きナイロン小物作家のはーこです。
今回は北アルプス・後立山連峰の爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳(南峰)へ、柏原新道から1泊2日で歩いてきました。泊まったのは稜線上の冷池山荘です。
じつは爺ヶ岳には日帰りで3年前にも登っているのですが、そのときはガスガスで景色がほとんど見えず…。
いつか歩いてみたい八峰キレットの下見も兼ねて、今回は鹿島槍ヶ岳まで足を延ばしてきました。
3年前とはまったく違う景色を見ることができ、種池山荘のピザ、稜線歩き、冷池山荘での小屋泊と、北アルプスをたっぷり楽しめた2日間でした。
この記事では、実際のコースタイムや駐車場、冷池山荘の様子などをまとめています。

動画でも見られます
爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳を歩いた2日間を、YouTubeにまとめました。
稜線の景色や冷池山荘の様子は、動画の方が雰囲気が伝わりやすいと思います。
ここがよかった!3つのポイント
① 3年前には見られなかった、爺ヶ岳の稜線
種池山荘から先に広がる爺ヶ岳の姿。前回はガスの中だっただけに、何度も立ち止まってしまいました。
② 種池山荘の焼きたてピザ
今回も楽しみにしていた名物ピザ。山の上で食べる焼きたてはやっぱり最高でした。
③ 雲海を眺めながら歩く、鹿島槍ヶ岳への稜線
2日目は雲海と立山連峰を眺めながら、鹿島槍ヶ岳南峰へ向かいました。
基本情報

- 山名:爺ヶ岳(南峰2,660m・中峰2,670m)・布引山(2,683m)・鹿島槍ヶ岳 南峰(2,889m)
- エリア:北アルプス・後立山連峰
- 日程:1泊2日(冷池山荘泊)
- 歩行距離:22.2km
- 累積標高:のぼり2,444m/くだり2,443m
- 標準コースタイム:13時間55分(休憩含まず)
- 実際の行動時間:15時間41分(休憩約3時間含む)
- ルート:柏原新道登山口→種池山荘→爺ヶ岳→冷池山荘(泊)→布引山→鹿島槍ヶ岳南峰→往路を戻る
今回は1泊2日で歩きましたが、2日目の行程は長かったです。
体力や歩くペースに不安がある場合は、1日目を種池山荘泊、2日目を冷池山荘泊にするなど2泊3日にすると、余裕を持って歩きやすいと思います。
アクセス・駐車場
車の場合
柏原新道登山口は、扇沢へ向かう途中にあります。
私たちは日曜日の朝6時45分ごろに到着。無料駐車場はほとんど満車状態でしたが、なんとか駐車できました。
2026年は扇沢橋の工事により、柏原新道登山口周辺の駐車スペースが例年より少なくなっていました。
週末や連休は混雑しやすいため、山行前に最新情報を確認しておくのがおすすめです。
登山口周辺にとめられない場合は、扇沢駅周辺の有料駐車場を利用する方法もあります。

公共交通機関の場合
JR信濃大町駅から扇沢行きのバスを利用できます。
柏原新道登山口にはバス停がないため、終点の扇沢で下車し、登山口まで15分ほど歩きます。
運行期間や時刻は、山行前に最新情報を確認してください。
登山ルートとコースタイム
【1日目】
06:46 柏原新道登山口 スタート
09:54〜10:59 種池山荘
11:36〜11:49 爺ヶ岳 南峰
11:56〜12:11 爺ヶ岳 中峰
12:25〜12:31 爺ヶ岳 北峰付近
13:06 冷池山荘
【2日目】
05:54 冷池山荘 出発
06:49〜07:03 布引山
07:41〜08:08 鹿島槍ヶ岳 南峰
08:34〜08:47 布引山
09:27〜10:20 冷池山荘
11:27〜11:40 爺ヶ岳 南峰
12:07〜12:49 種池山荘
14:39 柏原新道登山口 ゴール
ルートの様子
柏原新道登山口〜種池山荘|ずっと登る
朝6時46分、柏原新道登山口をスタート。まずは種池山荘を目指します。

登山口から種池山荘までは標高差約1,100m。
ぐっと急な登りが続くというより、淡々と登りが続く感じです。
知ってたけど、ずっと登り(笑)。
途中で視界が開くと、下には扇沢。振り返ると針ノ木岳や蓮華岳が見えます。
3年前に歩いたときは雲が多く、「柏原新道って、こんなに景色よかったんだ!」とびっくりしました。
富士見坂を過ぎ、最後の鉄砲坂を登りきると、青空の下に種池山荘が見えてきました。

種池山荘|名物の焼きたてピザ
そして今回楽しみにしていたもののひとつが、種池山荘のピザ。
3年前は日帰りでも食べられましたが、2026年は週末(金土日)など一部の日程で宿泊者限定になっていました。
私たちは冷池山荘泊だったので注文できました。(テント泊も対象。)
販売時間や条件は時期によって変わるため、ピザを楽しみにしている場合は事前に公式サイトを確認しておくのがおすすめです。

種池山荘〜爺ヶ岳|3年前のリベンジ
種池山荘から先はいよいよ稜線歩き。
振り返ると種池山荘、前には爺ヶ岳。
3年前には見られなかった景色が、今回はしっかり見えます。
「おぉー!」と何度も立ち止まりながら、爺ヶ岳南峰へ。

前回は南峰までだったので、中峰から先は初めての道です。
爺ヶ岳〜冷池山荘|雲が湧く稜線
中峰を越えると、冷池山荘へ向かって下っていきます。
振り返るとこの日歩いてきた稜線と種池山荘が見えて、
「こんなに歩いてきたんだ。」と誇らしく、
その先には次の日歩くであろう稜線が見えて、さらにテンションが上がります。

13時6分、冷池山荘に到着です。
冷池山荘に泊まってみた
この日は宿泊者が多かったのですが、受付で「ロフトだったら隣はいませんが、どうしますか?」と聞かれ、ロフトを選びました。

ロフトではなかった場合は、大部屋でほかの宿泊者と並んで寝るスタイル。
今回は隣を気にせず過ごせたので、ロフトでよかったです。
館内には更衣室、無料の充電スペース、宿泊者向けの水1Lサービスがありました。
充電は1人1時間までで、近くには募金箱が置かれていました。
トイレは紙を流さずゴミ箱に捨てる方式ですが、きれいで、においもほとんど気になりませんでした。
夕食はおかずがたくさん。

白米と味噌汁はおかわり自由。
おかわりしたい人が手を挙げると、スタッフさんが来てくれる仕組みでした。
山小屋泊の持ち物や、お風呂・歯みがき・着替えなどについては、こちらの記事にまとめています。
▶︎ 女性の山小屋泊、何を持っていく?|1泊2日の持ち物リスト
▶︎ 初めての山小屋泊で気になること|お風呂・洗面・歯磨き・着替え・トイレ
2日目|冷池山荘から鹿島槍ヶ岳へ
2日目は5時54分に出発。
大町方面には雲海。反対側には立山連峰。
うつくし…。

この日は風が強めだったので、風除けにレインウェアを着て歩きました。
布引山を越えて、鹿島槍ヶ岳へ。
7時41分、鹿島槍ヶ岳南峰に到着!

雲海の向こうに、山並みがずらっと広がっていました。
北峰は今回は見送り
南峰から北峰を見ると、それまで歩いてきた道とは雰囲気が一変。
それまでの道とは雰囲気が変わり、険しい岩稜帯に見えました。
今回はヘルメットも持っていません。
しかも、ここまでの歩くペースを考えると、このあと扇沢まで戻るのもなかなか長い。北峰まで往復すると、下山が遅くなりそうです。
明るいうちに下山できるかも考え、今回は南峰までにしました。
北峰と八峰キレットは、また次回のお楽しみに。

鹿島槍ヶ岳から柏原新道を下山
鹿島槍ヶ岳南峰から来た道を戻り、冷池山荘で休憩。そこから再び爺ヶ岳を越えて種池山荘へ。
帰りは中峰には登らず、南峰へ。
種池山荘まで戻って、オレンジジュースでひと休み。
そこからは長い柏原新道を、もくもく下ります。
14時39分。下山。

おつかれ山でした!
下山後の立ち寄りスポット
湯けむり屋敷 薬師の湯
下山後は、大町温泉郷の薬師の湯へ。

入浴料は大人750円。7月〜10月は朝7時〜21時(受付20時半まで)、11月〜6月は10時〜21時の営業です(2026年時点)。
今回使った登山ギア
今回の山行で使ったものを一部紹介します。
インナーシーツ
山小屋泊で使ったインナーシーツ。以前はmont-bellのインナーシーツを使っていましたが、地味に重さが気になっていました。今回使ったMapleafは軽くてコンパクト。収納袋にも入れやすく、使いやすかったです。
サングラス(goodr)
稜線歩きではずっとつけていました。サングラスの中ではお手頃価格で、お気に入り♪
オーラルケア用品
いつもの歯磨き粉が使えないときに使えるアイテム。
今回使ったHa_coアイテム
サコッシュ
今回サコッシュには、財布と行動食のドライフルーツを入れていました。
歩きながら使いたいものを、ザックを下ろさず取り出せるのが便利。
歯ブラシポーチ
山小屋泊では、歯ブラシなどの口腔ケア用品をまとめて入れていました。
折りたたみコップも入ります。
まとめ

3年前はガスガスだった爺ヶ岳。
今回は、針ノ木岳や蓮華岳を見ながら柏原新道を登り、種池山荘でピザを食べ、爺ヶ岳から冷池山荘へ続く稜線を歩きました。
翌朝には雲海と立山連峰を眺めながら鹿島槍ヶ岳へ。
「こんな景色が見える山だったんだ」と、3年前とはまったく違う爺ヶ岳を楽しめました。
鹿島槍ヶ岳北峰と八峰キレットは、また次回のお楽しみに。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

