こんにちは!山好きナイロン小物作家のはーこです。
初めて山小屋に泊まるとき、「何を持っていけばいいんだろう?」と迷いました。
着替えは一式いる?
お風呂に入れないときはどうする?
山小屋に着いたあと、貴重品はどうする?
これまで、白馬山荘、燕山荘、双六小屋、富士山の上江戸屋など、10軒の有人山小屋に泊まってきました。
この記事では、1泊2日の食事・寝具付き有人山小屋泊を想定して、私が実際に持っていくものを紹介します。
※必要な装備やルールは山小屋・季節・ルートによって異なります。出発前に泊まる山小屋の最新情報を確認してください。

山小屋泊は、日帰り装備に何を足せばいい?
山小屋に泊まるからといって、日帰り登山の装備を全部入れ替えるわけではありません。
私の場合は、いつもの日帰り装備に「泊まるから必要になるもの」を足しています。
増えるのは大きく分けると、
- 着替え・洗面用品
- 山小屋のなかで使うもの
- 翌日分の行動食や飲み物
です。
食事と寝具が用意されている有人山小屋なら、テント泊のようにテントや寝袋、夕食・朝食用の調理器具まで背負う必要はありません。
ただし、食事の内容、寝具、飲料水、充電、インナーシーツの要否などは小屋によって違います。
私は山小屋を予約したら、持ち物を詰め始める前に公式サイトを確認しています。
日帰り登山と共通する基本装備については、こちらの記事にまとめています。
富士山向けの記事ですが、「山登りの必需品」と「いつもの山歩きの持ち物」の部分は、普段の登山でも共通しているものです。
女性の山小屋泊・1泊2日の持ち物リスト
まずは、私が持っていくものを一覧にします。
日帰り登山でも持っていくもの
- ヘッドライト
- サコッシュ
- モバイルバッテリー
- 行動食
- 水分
- 常備薬
- 救急用品
- レインウェア
- 薄手の長袖
着替え
- 下着 1組
- 靴下 1組
- ドライレイヤー 1枚
- 半袖Tシャツの替え 1枚
- 防寒着(ライトダウンやフリースなど)
洗面・衛生用品
- 汗拭きシート
- 歯ブラシ
- 山小屋のルールに合わせた歯磨き用品
- 最低限の化粧品
- 生理用品
- 使用済みのものを入れる袋
- ドライシャンプー(必要なら)
- コンタクト用品・眼鏡
宿泊で使うもの
- 充電コード
- コンセントプラグ
- インナーシーツ(必要な場合)
- 現金
- 翌日の昼食
- 大きめのチャック袋
ここから、それぞれ詳しく書いていきます。
ザックは何Lあればいい?
私は以前、35Lのザックで1泊2日の山小屋泊をしていて、特に困ることはありませんでした。
現在使っているのは、オスプレイのKYTE 38L。
これは容量というより、一目惚れして買ったザックなのですが、1泊2日の山小屋泊ならかなり余裕があります。
テント泊と違って、テント・寝袋・調理器具まで持っていくわけではないので、
「山小屋泊をするなら、大きなザックを新しく買わなきゃ」
と身構えなくてもいいと思います。
もちろん、防寒着が増える季節や持っていくものによって必要な容量は変わります。
まずは今持っているザックに一度荷物を入れてみて、収まらなければサイズアップを考えるくらいでも十分です。

替えは1組だけ。「濡れたままだと困るもの」を持っていく
私が山小屋泊で必ず替えを持っていくのは、
下着・靴下・ドライレイヤーを1組ずつ。
「着替え一式をもう1セット」と考えると荷物が一気に増えてしまうので、私は濡れたままだと困るものを基準にしています。
雨や汗で濡れた下着や靴下のまま山小屋で過ごして、翌日もそのまま履くのは避けたい。
特に靴下は翌日の歩きやすさにも関わるので、乾いたものを1組持っています。
インナーにはファイントラックのドライレイヤーを使っているため、こちらも替えを1枚。
ドライレイヤーを着替えるだけでも、かなりすっきりします。
「何日分の着替えを持とう?」ではなく、
濡れたら困るものは何だろう?
と考えると、荷物を増やしすぎずに済みます。
半袖Tシャツの替えは、まだ試行錯誤中
いまだに迷っているのが、半袖Tシャツです。
現在使っているTシャツはポリエステル100%で、汗をたくさんかいた翌日にもう一度着ようとすると、臭いが気になることがあります。
「明日もこれ着るのか……」
となるので、今のところ半袖Tシャツの替えも1枚持っています。
ただ、次に試してみたいと思っているのがメリノウール。
ウールはポリエステルより臭いが残りにくいとされているので、メリノウールのTシャツなら翌日も着られて、替えを1枚減らせるかもしれません。
まだ実際の山小屋泊では試していないので、これは今後検証予定。
使ってみたら、この記事にも追記したいと思っています。
ちなみに、メリノウールを取り入れても、ドライレイヤーの替えは持っていく予定です。
肌に直接触れるインナーを着替えるだけでも気持ちがいいし、ドライレイヤー自体が軽いので、ここは削らなくてもいいかなと思っています。
山小屋では何を着て寝る?
私は基本的に、翌日も着る行動着のまま寝ています。
朝早く出発することが多いので、起きてそのまま準備できるのが楽だからです。
ただし、サポートタイツだけは締め付けが気になるので脱ぎます。
その代わりに履くのがレインパンツ。
寝るためだけのズボンを1本増やさず、レインパンツを兼用しています。
山小屋泊では、
「これ、別の用途にも使えないかな?」
と考えると、少しずつ荷物を減らせます。
山小屋に着いたら、貴重品はサコッシュへ
山小屋に到着したからといって、ずっと寝床にいるわけではありません。
食堂へ行ったり、トイレへ行ったり、外へ夕焼けを見に行ったり。
そのたびに大きなザックを持って歩くわけにはいかないので、私は財布や鍵などをサコッシュに入れて、そのまま持ち歩いています。
入っているのは、だいたいこのあたり。
- 財布
- 鍵
- ハンカチ
- モバイルバッテリー
- 行動中から入っている行動食
最初のころは、市販のカリマーのサコッシュを使っていました。
今は自分で作っているHa_coのサコッシュを使っています。
山小屋で使ってみて便利だと感じるのは、貴重品を身につけていられることだけではありません。
翌朝、まだ暗いうちに出発するときにも、
「財布どこだっけ」
とザックの中を探さなくて済みます。
この「探さない」が、山小屋では思っていた以上に楽でした。

山小屋では「何を持つか」と同じくらい「どこに入れるか」が大事
私は山小屋泊の荷物を、中身ごとに巾着やポーチへ分けています。
| 入れているもの | 私が使っているもの |
|---|---|
| 着替え | 巾着S |
| ヘッドライト | 巾着XSまたはお山の巾着 |
| 歯ブラシ | 歯ブラシポーチ |
| 化粧品 | メイクポーチ |
| 行動食 | A6スクエアポーチ |
| 充電器・コード | くだもの巾着・小 |
| レインパンツ | 巾着S |
| 長袖の羽織り | くだもの巾着・大 |
「そんなに細かく分けたら重くならない?」
と思うかもしれません。
でも、私が使っている巾着は薄手のナイロン製で、巾着Sなら1枚約15g。
何枚か増やしても、水を100mL減らすほどの重さにもなりません。
それより私にとっては、
どこに何が入っているか分かること
の方が重要です。
暗い山小屋でザックを開いて、
「あれどこだっけ?」
と探し続けなくて済みます。
山小屋泊の荷物は、「何を持つか」だけでなく「どこに入れるか」まで

初めて山小屋泊の準備をしたときは、日帰り登山よりかなり荷物が増えたように感じました。
今でも、山小屋泊の荷物は日帰りより重いです。着替えや洗面用品、翌日分の行動食など、泊まるからこそ必要になるものがあります。
ただ、何度か泊まるうちに、「何を持っていくか」だけでなく「どこに入れるか」は少しずつ決まってきました。
着替えはこの巾着。
ヘッドライトはここ。
貴重品はサコッシュ。
翌朝すぐ使うものは、暗くても取り出せる場所へ。
山の上で「あれを持ってくればよかった」と思っても、持ってきたものの中でなんとかするしかありません。
だからこそ、持ってきたものを迷わず使えるようにしておくと、山小屋での準備がずいぶん楽になります。
消灯後や早朝は暗いことも多いので、どこに何があるか分かっているだけでも動きやすさが違います。
夕方の景色を見たり、ごはんを食べたり、外に出て星を眺めたり。
せっかく山に泊まるなら、できるだけ準備に手間取らず、山の上で過ごす時間を楽しみたい。
私は何度か山小屋に泊まるなかで、今の持ち物と入れ方に少しずつ落ち着いてきました。
私の持ち物が正解というわけではありませんが、
「これは自分にも必要そう」
「これはなくても大丈夫かも」
と考えるきっかけになればうれしいです。
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