こんにちは!山好きナイロン小物作家のはーこです。
初めて山小屋に泊まるとき、持ち物と同じくらい気になったのが、山小屋での過ごし方でした。
お風呂には入れる?
顔は洗える?
歯磨き粉は使っていい?
着替える場所はある?
トイレってどんな感じ?
街のホテルとは違うことが多いので、初めてだとちょっと不安になりますよね。
これまで私は、白馬山荘、富士山の上江戸屋、白山雷鳥荘、立山の雷鳥荘、燕山荘、鏡平山荘、双六小屋、赤岳天望荘、仙丈小屋、八方池山荘などいろいろな有人山小屋に泊まってきました。
この記事では、私が実際に山小屋泊でどうしているかを中心に、お風呂・洗面・歯磨き・着替え・トイレについてまとめています。
※設備やルールは山小屋によって違います。出発前には、泊まる山小屋の最新情報を確認してください。

山小屋ではお風呂に入れない?
山小屋では、お風呂やシャワーがないことがほとんどです。
山の上では水がとても貴重なので、たとえお風呂やシャワーがあっても、使用できる時間やルールが決まっていたりします。
私が泊まった山小屋のなかには、
- 白山雷鳥荘:コインシャワー
- 立山の雷鳥荘:温泉
- 八方池山荘:宿泊したときはシャワーのみ利用
という山小屋もありました。
ただし、シャワーがあるからといって、普段と同じようにシャンプーや石けんを使えるとは限りません。
白山雷鳥荘に泊まったときは、コインシャワーは使えましたが、石けん・シャンプーなどは使用できませんでした。
一方、立山の雷鳥荘は温泉があり、石けん類も使えます。
同じ「山小屋」でも本当に設備はさまざまです。

顔・体・髪はどうしてる?
お風呂に入れない山小屋では、私はかなりシンプルです。
顔
メイク落としにはクレンジングシートを持っていきます。
まずシートでメイクを落として、洗面所で顔を洗える場合は水だけで洗います。
山小屋では水が貴重なので、普段のようにクレンジングオイルや洗顔料を使うことはしていません。
クレンジングシートなら水をほとんど使わずにメイクを落とせるので、山小屋泊では便利です。
必要数だけチャック袋に入れて持っていくと、少しだけ荷物が軽くなります。
体
体は、汗拭きシートで拭きます。
登山のあとはかなり汗をかいているので、首まわりや腕、足を拭くだけでもかなりすっきりします。
髪
髪は、私は基本的に何もしません。
汗をかいていても、1泊くらいならあまり気にならないタイプです。
髪のべたつきが気になる方なら、ドライシャンプーを持っていく方法もあります。
ただ、山小屋泊の持ち物は少しずつ増えていくので、
「必要そうだから持つ」ではなく、「自分がなくて困るか」
で決めるようにしています。

歯磨きはどうする?
山の上では水が貴重。排水設備も街とは違うので、普段使っている歯磨き粉をそのまま山でも使うのは避けたほうがいいと思っています。
そこで山小屋泊では、オーラルピースを持っていきます。
オーラルピースは、水と植物由来原料でつくられた口腔ケア製品です。
アウトドアでの使用も案内されていて、口をゆすいだ水もそのまま吐き出せるので、山でも使いやすいです。
私はミントを使っていますが、爽快感があって、山小屋泊の夜にもすっきりします。
もちろん、山小屋によって洗面所や歯磨きに関するルールは違うので、案内がある場合はそちらに従ってください。

山小屋ではどこで着替える?
どこで着替えるのか。
これも初めて泊まるときに気になったことのひとつです。
山小屋によって、
- 更衣スペースがある
- 大部屋で過ごす
- ベッドごとにカーテンで仕切られている
- 個室がある
など、部屋のつくりは異なります。
例えば、仙丈小屋と冷池山荘には更衣室がありました。
一方、富士山の上江戸屋は3段ベッドがカーテンで仕切られていたので、自分のスペースのなかで着替えることができました。
更衣室がある小屋もあれば、ベッドのカーテン内で着替えられる小屋も。
私も現地で「ここ、更衣室あるんだ!」と初めて知ることもよくあります。
着替える場所がどうしても気になる場合は、予約時に確認しておくのが確実です。

トイレはどんな感じ?
山小屋のトイレは、本当にいろいろです。
水洗トイレのところもあれば、バイオトイレなど、街のトイレとはまったく違うタイプもあります。
初めてだと、見た目やにおいに少しびっくりすることもあります。
トイレットペーパーを流さないトイレもある
バイオトイレなどでは、使用済みのトイレットペーパーを便器に流さず、備え付けのゴミ箱に捨てるところもあります。
最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、これは、そのトイレを適切に使うためのルールです。
トイレごとに案内があるので、必ず確認して使います。
においも山小屋によって違う
正直、においが気になるトイレもあります。
でも、設備によって全然違います。
たとえば種池山荘を通過したときに外のトイレを利用しましたが、便器にもゴミ箱にもふたが付いていて、においはあまり気になりませんでした。
また、燕山荘のトイレは、山小屋とは思えないほどキレイな水洗トイレ。
山のトイレ=全部におう、というわけではありません。

宿泊者は無料でも、途中のトイレはチップが必要
泊まる山小屋のトイレは、宿泊者なら無料で使えることが多いです。
一方で、登山道の途中にある山小屋や公衆トイレでは、協力金として200円前後が必要なことがあります。
なので私はトイレ用に100円玉を用意して持っていくようにしています。
夜中にトイレへ行くならヘッドライト必須
山小屋は消灯がとても早いです。
20時ごろに消灯する山小屋も多く、夜中にトイレへ行くころには館内が真っ暗になっていることも。
そのため、ヘッドライトはすぐ取れる場所に置いて寝ます。
スマートフォンのライトでも照らせますが、両手が空くヘッドライトの方が圧倒的に使いやすいですね。
そもそもヘッドライトは日帰り登山でも必携装備ですが、山小屋泊では特に出番が増えます。替えの電池も忘れずに。
生理用品やゴミはどうする?
生理用品は、普段使っているものを必要な分だけ持っていきます。
私が泊まった山小屋では、使用済みの生理用品を捨てられるところもありました。
ただし、すべての山小屋で捨てられるとは限らないので、私は持ち帰れるように袋も用意しています。
そのほかに出たゴミも、基本的には持ち帰ります。
私は大きめのジップロックなどのチャック付き袋を持っていって、ゴミをまとめて入れています。
ゴミだけでなく、汗をかいた服を入れておくのにも使えるので、複数枚あると便利です。においが気になるものをまとめておくのにも役立ちます。
乾燥室がある山小屋もある
雨で濡れたウェアや靴下を乾かせる乾燥室がある山小屋もあります。
雨の日は本当にありがたい設備です。
ただ、混雑していたり、思ったより乾かなかったりすることもあるので、
「乾燥室があるから着替えはいらない」ではなく、濡れたままだと困るものは替えを持っていく
ようにしています。
着替えについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
初めてでも、事前に知っておけばそこまで困らない

初めての山小屋泊では、
お風呂に入れないの?
歯磨きはどうする?
トイレは大丈夫?
どこで着替えるの?
と、登山そのもの以外にも気になることがいろいろあると思います。
でも、実際に何度か泊まってみると、
「お風呂に入れないなら汗拭きシートでいい」
「歯磨きはこれを持っていこう」
「夜はヘッドライトをすぐ取れる場所に置こう」
と、自分なりのやり方が少しずつ決まってきました。
設備やルールは山小屋ごとに違うので、泊まる山小屋の案内も確認。
そのうえで、自分が気になることだけ準備しておけば大丈夫です。
街のホテルとは違うことも多いですが、
事前に少し知っておくだけでも、初めての山小屋泊をずっとイメージしやすくなると思います。
これから山小屋泊をする方の参考になればうれしいです。
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