こんにちは。山好きナイロン小物作家のはーこです。
今回は、奈良県と三重県の県境にある日本百名山・大台ヶ原山(日出ヶ岳)を日帰りで歩いてきました。
大台ヶ原は、駐車場から約1時間で最高峰の日出ヶ岳へ登れる一方、立ち枯れの木が広がる正木ヶ原や、迫力のある大蛇嵓(だいじゃぐら)など、短い距離の中で景色の変化を楽しめる山です。
今回は、日出ヶ岳→正木ヶ原→大蛇嵓→シオカラ谷とめぐる東大台の周回コースを歩きました。
前半は整備された歩きやすい道、後半は岩の多い道や谷への下り、最後には登り返しもあり、歩く場所によって雰囲気がどんどん変わっていきます。
この記事では、東大台周回のコースタイムや駐車場、実際に歩いたルートの様子をまとめています。

ここがよかった!3つのポイント
① 駐車場から約1時間で日本百名山へ
日出ヶ岳までは比較的歩きやすい道が続き、思っていたよりあっという間に山頂へ。
② 木道と立ち枯れの木が広がる正木ヶ原
立ち枯れの木と木道が続く、ほかの山ではあまり見ない景色を楽しめます。
③ 雰囲気が一変する大蛇嵓
穏やかな山歩きから一転。切り立った岩場からの景色は迫力がありました。
動画でも見られます
大台ヶ原を歩いた様子はYouTubeにもまとめています。
基本情報

- 山名:大台ヶ原山(日出ヶ岳 1,695m)
- エリア:大台ヶ原・東大台
- 日程:日帰り
- 歩行距離:7.4km
- 累積標高:のぼり470m/くだり472m
- 実際の行動時間:4時間33分(休憩含む)
- ルート:大台ヶ原駐車場→日出ヶ岳→正木ヶ原→尾鷲辻→牛石ヶ原→大蛇嵓→シオカラ谷→大台ヶ原駐車場
- 駐車場:大台ヶ原駐車場(無料)
- トイレ:東大台のコース上にはありません。入山前に駐車場周辺で済ませましょう。
アクセス・駐車場
車の場合
大台ヶ原ドライブウェイを上った先に、大台ヶ原ビジターセンター前の無料駐車場があります。
私たちは朝7時ごろに到着しました。
大台ヶ原ドライブウェイは冬季閉鎖期間があるため、春や秋に行く場合は事前に通行状況を確認しておくのがおすすめです。

登山ルートとコースタイム
07:34 大台ヶ原駐車場 スタート
08:00 水場
08:13 展望台
08:22〜09:15 日出ヶ岳
09:30ごろ 正木ヶ原
10:03〜10:06 尾鷲辻
10:20ごろ 牛石ヶ原
10:39〜10:51 大蛇嵓
11:35ごろ シオカラ谷
12:05 大台ヶ原駐車場 ゴール
ルートの様子
駐車場〜日出ヶ岳|苔の森を歩く
朝7時34分、大台ヶ原駐車場をスタート。
まずは最高峰の日出ヶ岳を目指します。
日出ヶ岳までは、苔むした森の中の比較的歩きやすい道が続きます。

途中には水場もあり、手を入れると冷たくて気持ちよかったです。
その先から少しずつ階段が増えていきます。
展望台に出ると、一気に視界が開けました。

ここまで来れば、日出ヶ岳はもうすぐです。
日出ヶ岳|駐車場から約1時間で百名山へ
最後の階段を登ると、大台ヶ原の最高点・日出ヶ岳(1,695m)に到着。
スタートから約50分でした。

山頂には展望台があり、天気がよければ東側には熊野灘まで見渡せます。

展望台にはベンチもあったので、ここでしばらく休憩。
8月の山行だったので、保温ボトルには温かい飲み物ではなく氷を入れてきました。
プラティパスの水とポーションコーヒーを合わせて、チタンマグでアイスコーヒーに。
山の上で冷たいコーヒーが飲める、至福の時です。

日出ヶ岳〜正木ヶ原|立ち枯れの木と木道
日出ヶ岳から先は、木道を歩いて正木ヶ原へ。
白く立ち枯れた木と笹原が広がる、大台ヶ原らしい景色になってきます。


大台ヶ原の自然や植生についての案内板も多くあります。
印象に残ったのが「ブラウジングライン」。
シカが届く高さまで葉を食べることで、木々にくっきり境界線ができていました。

実際に歩いて見ると、その線がよく分かります。
景色を楽しむだけではなく、大台ヶ原の自然について考えるきっかけにもなりました。
尾鷲辻〜牛石ヶ原|笹原の中を歩く
尾鷲辻を通り、牛石ヶ原へ。
それまでの景色とはまた変わり、笹原の中を歩いていきます。
そして、その中にいきなり現れるのが神武天皇像。

なかなかの存在感です。
ここから大蛇嵓(だいじゃぐら)へ向かいます。
大蛇嵓|それまでとは一気に雰囲気が変わる
大蛇嵓に近づくにつれて、だんだん岩の多い道になってきます。
そして到着した大蛇嵓。

切り立った岩の先にある展望地で、先端は鎖で囲まれています。
なかなかの高度感。
ここだけ、それまで歩いてきた木道や笹原とはまったく違う雰囲気でした。
写真で見るより、実際に立つとかなりの迫力です。
シオカラ谷〜駐車場|最後は登り返し
大蛇嵓からは岩の多い道を下り、シオカラ谷へ。
谷まで下りると、吊り橋があります。

吊り橋を渡ったら、あとは駐車場へ。
……なのですが。
最後に登り返し(笑)。
ここまで下ってきた分、最後にしっかり登ります。
12時5分、大台ヶ原駐車場に到着。
おつかれ山でした!
初心者でも歩ける?
日出ヶ岳までの往復なら、登山を始めたばかりの方でも比較的歩きやすいコースだと思います。
駐車場から日出ヶ岳までは1時間ほどで、登山道もよく整備されています。
一方、今回歩いた東大台の周回コースは、大蛇嵓周辺の岩の多い道やシオカラ谷への下り、最後の登り返しがあります。
大台ヶ原は、
- 日出ヶ岳だけ往復する
- 正木ヶ原まで歩く
- 大蛇嵓・シオカラ谷まで含めて周回する
と、体力や時間に合わせてコースを選びやすいのもいいところです。
ちなみに、大台ヶ原には今回歩いた東大台のほかに西大台もあります。
西大台は利用調整地区になっていて、入山には事前手続きとレクチャーの受講が必要です。
注意点
- 東大台のコース上にトイレはありません:入山前に駐車場周辺で済ませておきます。
- 大台ヶ原ドライブウェイは冬季閉鎖あり:春や秋に行く場合は事前に通行状況を確認。
- 雨具は持参:大台ヶ原は年間降水量3,000〜3,500mmほどの、国内有数の多雨地帯です。晴れ予報でも雨具は持っていきましょう。
- 大蛇嵓は高度感あり:高いところが苦手な方は無理に先端まで行かなくても景色を楽しめます。
下山後の立ち寄りスポット
入之波温泉 山鳩湯
下山後は、川上村の入之波温泉(しおのはおんせん)山鳩湯へ。
なんとなくGoogleマップで見つけた温泉だったのですが、これがよかった。
少しぬるめのお湯で、ずーっと入っていられる感じ。
お湯もぬるぬるしていて、歩いたあとの体に最高でした。

今回使った登山ギア
今回の山行で使ったものの中から、一部紹介します。
保温ボトル
8月だったので、保温ボトルには氷を入れて持っていきました。
休憩するときにプラティパスの水とポーションコーヒーを合わせれば、山の上でも冷たいアイスコーヒーが飲めます。
チタンマグ
アイスコーヒーを飲むときに使いました。
軽いので、休憩用に持っていきやすいです。
サングラス
日出ヶ岳や正木ヶ原など、開けた場所を歩くときに使いました。見え方が変わらなくて見やすいのが気に入っています。
今回使ったHa_coアイテム
今回も、普段使っているHa_coのアイテムを持っていきました。
サコッシュには、財布や行動食など、歩きながら取り出したいものを。
ザックの中では、細かい荷物を巾着袋に分けて収納しています。
山では荷物が増えやすいので、「どこに何が入っているか」が分かるように小分けしておくと探しやすいですね。
まとめ
大台ヶ原は、駐車場から約1時間で日出ヶ岳に登れる一方、その先まで歩くと正木ヶ原、大蛇嵓、シオカラ谷と景色も道もどんどん変わっていく山でした。
日出ヶ岳だけなら比較的歩きやすく、もう少し歩きたい人は周回コースまで楽しめます。
体力や時間に合わせてコースを選びやすいのも、大台ヶ原の魅力だと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

