【登山レポ】猿投山|公共交通で行く、初心者にもやさしい東海の名低山

猿投山に公共交通機関(電車・バス)で行く方法 登山レポート
猿投山に公共交通機関(電車・バス)で行く方法

こんにちは!
山好きナイロン小物作家のHa_coです。

今回は、愛知県豊田市と瀬戸市にまたがる「猿投山(さなげやま)」に行ってきました。
久しぶりの電車&バス登山!そしてソロ登山です。

車の運転が苦手な私にとって、公共交通で行ける山はとてもありがたい存在。
せっかく行くなら「車じゃちょっと行きにくい」ルートで、がっつり楽しんできました!

「公共交通で登山したい!」

「電車でアクセスできる低山ってある?」

「初心者でも歩きやすい山がいいなぁ」

そんな方におすすめの内容になっています。ぜひあなたの山選びの参考になれば嬉しいです♪

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猿投山登山おすすめポイント3つ!

1.ベンチやトイレが多く、のんびり登れる安心ルート

2.案内板もしっかり!道が整備されていて迷わない

3.電車+バスでアクセスできる、東海の貴重な“公共交通OKな山”

猿投山の基本情報

  • 山名:猿投山(さなげやま)
  • 標高:628m
  • エリア:愛知県豊田市・瀬戸市
  • 累積標高:約620m
  • 歩行距離:約8.2km
  • コースタイム:4時間15分(休憩時間含まず)

アクセス情報:電車とバスで猿投山へ

【行き】名鉄「上豊田駅」から猿投神社まで

猿投山へのスタートは、名鉄豊田線の「上豊田駅」または「豊田市駅」から!

今回は上豊田駅からスタートしました。

1. 上豊田駅を出たら…

上豊田駅からおいでんバス上豊田駅東バス停までの道
改札をでて目の前の信号を渡り、左へ進みます。

改札を出たらすぐ目の前に交差点があります。信号を渡って左へ進むと、数分でバス停が見えてきます。

2. バス停はここ!

上豊田駅東のバス停(可能方面の乗り場)
駅から数分でバス停に到着!

「上豊田駅南」バス停から、おいでんバス「加納経由 藤岡支所行き」に乗車します。

おいでんバス
おいでんバスはこれです!

3. 時刻表をチェックしてね

おいでんバス「加納経由藤岡支所行き」の時刻表(上豊田駅東)
平日・休日ともに本数が少なめ。時間は事前チェック!

バスは1時間に1本あるかないか…なので、事前に【おいでんバス公式サイト】で時刻表を確認しておくと安心です。

4. 猿投神社に到着!

猿投神社前のバス停と鳥居の風景、猿投神社前バス停から神社へ向かう参道の様子
バスを降りてすぐ目の前が猿投神社!

猿投神社前で下車すれば、登山口まではすぐそこ。標識もあるので迷いません。

【帰り】雲興寺側から名鉄「尾張瀬戸駅」へ

雲興寺方面に下山したあとは、徒歩約15分で名鉄バスの「赤津バス停」へ。

1. 雲興寺の看板が目印

雲興寺の入口にある看板
下山ルートの終点、雲興寺に到着!

ここから舗装路を歩いて赤津バス停へ向かいます。

2. 赤津バス停に到着!

名鉄バス赤津バス停の風景、名鉄バス「赤津バス停」の瀬戸駅方面時刻表
雲興寺から徒歩約15分。バスは1時間に1本程度。乗り遅れ注意です!

ここから名鉄バスに乗れば「尾張瀬戸駅」にアクセスできます。

*バスは本数が少ないので、事前に時刻表をチェックしてから登山計画を立てるのがコツ!

駐車場の場所

・猿投神社方面

猿投山登山者用駐車場(第1〜第3)を利用可能

・雲興寺方面

雲興寺駐車場は参拝者専用なので注意。

今回の登山ルート

この日は前日の冷え込みで、山頂にはうっすらと雪が残っていました。

静けさに包まれながらの山歩きは、なんだか特別な時間。すれ違う人も少なく普段とはちょっと違う、冬ならではの猿投山を楽しむことができました。

今回は「猿投神社から登って、雲興寺へ下る」ルートを選択。
車だとピストンになってしまいますが、公共交通を使えばこんな縦走ルートも楽しめます!

▼ルートの流れ

猿投神社 → トロミル水車 → 大岩展望台 → 東の宮 → 猿投山山頂 → 雲興寺

【猿投神社】

猿投神社、猿投山への登山開始
バス停を降りたらすぐに現れる猿投神社。ここからスタート。

登山のスタート地点。バス停から徒歩すぐでアクセスも◎。

【トロミル水車】

猿投山登山口までの林道にあるトロミル水車
トロミル水車

登山道に入るまでは林道、ゆるやかな上りが続きます。

【大岩展望台】

猿投山への途中にある大岩展望台から豊田市街を望む
大岩展望台から豊田市街を望む

豊田市街を一望できる絶景スポット!

【東の宮】

東の宮への入口、鳥居、近くにトイレあり、
東の宮へはここから。トイレが近くにあります。

ちょっとひと息つける場所。

【猿投山山頂】

猿投山山頂、山頂からは天気がよければ白山、伊吹山、御嶽山などが見える。
猿投山山頂。寒いからか休んでいる人がいない貴重な日。

ベンチやテーブルが豊富で、お昼休憩にもぴったり。

【雲興寺方面への下山道】

猿投山から雲興寺方面(瀬戸側)へ向かう登山道
瀬戸側に抜ける方が坂が急かもしれません。

急坂も。慎重にくだります。

木の階段や土の道、時折現れるベンチと東屋。
景色を楽しみながらマイペースで登れる、初心者にもやさしいコースです。

展望&休憩スポット

歩きやすくて休憩場所がとにかく豊富なのが猿投山のいいところ!

東屋:東海自然歩道の途中にあり、静かで木漏れ日が気持ちいい

東海自然歩道休憩所の東屋。
ちょうど坂を登っていると現れる東屋。スティッチがお迎え。

大岩展望台:豊田市街が一望できる、晴れた日におすすめの絶景ポイント

山頂:ベンチ+テーブル多数。お昼休憩にぴったり

猿投山山頂の様子。たくさんのベンチやテーブルあり
猿投山山頂にはベンチやテーブルがたくさんあります。

雲興寺方面下山道:途中にもベンチがあり、白山や鉄塔の風景が見られる。

猿投山から雲興寺側(瀬戸方面)へ抜ける登山道、鉄塔やテーブルあり白山が見えるスポットも。
鉄塔やテーブルあり。白山が見えるスポットもあります。

下山後のほっと一息カフェタイム

雲興寺から赤津バス停まで歩いたら、バスの時間待ち時間が1時間あったため、せっかくなのでもう少し歩いて立ち寄ったのがこちら。

▽Pu Pu cafe(ププカフェ)

pupu cafe 猿投山の下山メシに チーズケーキとコーヒー
pupu cafeにてチーズケーキとコーヒーでほっと一息

あたたかい木のぬくもりが感じられる店内で、チーズケーキとコーヒーを注文。
歩き疲れた体にしみわたる幸せのひとときでした。

バスの時間調整したいときにもおすすめです!ここからだと「赤津口」バス停が近くなります。

登山装備とHa_coの愛用アイテム

この日は1月下旬で冷え込みも強めだったので、防寒装備を準備し、レイヤリングを意識して歩きました。

●これがあれば冬の低山はだいたい過ごせます。コスパ抜群です。

モンベル:トレールアクションパーカー

●保温力ばつぐんなので、山頂で開けてもまだアツアツ

●ダブルウォールなので、冷めにくい!冬にもやさしいコーヒーが映える名脇役

●Ha_coの熊鈴消音ストラップ:電車登山の必需品!

熊よけ鈴消音ストラップ
熊よけ鈴消音ストラップ(Ha_co)

●Ha_coのお菓子ポーチ:行動食をいれるのに最適なサイズです。

行動食を入れるためのHa_coのお菓子ポーチ コーデュラナイロン製
チョコバーやパウチゼリーなどがちょうど入る大きさです。

●Ha_coの巾着XS:コップ入れなど小物の整理に


コップ入れにもなる巾着袋XS(0.5L)コーデュラナイロン製
コーデュラナイロン製で軽くて丈夫

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登山の注意点

  • バスの本数が少ないため、事前に時刻表を確認して逆算して登山を!
  • 雲興寺側の下山ルートは一部急な坂もあるため、滑りにくい靴を
  • トイレは登山口(猿投神社)、東の宮分岐、雲興寺の3か所にあり

まとめ

猿投山は、
「マイカーがなくても山に行きたい!」
「景色も楽しめて、安心して歩けるルートがいい」
という方にぴったりの登山スポットです。

そして冬の猿投山は、いつもと少し違った顔を見せてくれます。

うっすらと雪をまとった山頂は、音が吸い込まれるような静けさ。凛とした空気に包まれて、歩くたびに心が整っていく感じがしました。

歩きやすい道と、あちこちにあるベンチや展望スポット。初心者にもやさしくて、だけどちゃんと“山のご褒美”がある、そんな素敵な山です。

「冬でも歩ける山はないかな」

そんなときの候補に、猿投山をぜひ思い出してくださいね。

▶︎ 今回の活動記録(YAMAP):はーこの活動日記を見る

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