こんにちは。山好きナイロン小物作家のはーこです。
2026年6月上旬、長野県の守屋山(もりやさん)に登ってきました。
この日の目的は、120年に一度咲くといわれる「スズタケ」の花。天気は雲多めの予報でしたが、「景色が見られなくても、スズタケさえ見られればいい」という気持ちで出発。ところが実際に歩いてみると、巨石めぐりあり、お花あり、諏訪湖の展望あり…と、想像以上に楽しい山でした。
この記事では、立石コースから登って杖突峠コースへ下る周回ルートの様子と、アクセス・駐車場・トイレなどの基本情報をまとめています。「守屋山ってどんな山?」と気になっている方の参考になればうれしいです。

守屋山のおすすめポイント3つ
① 立石コースの「巨石めぐり」がとにかく楽しい
亀石、立石、十文字岩、夫婦岩、親子岩、鬼ヶ城、百畳岩…。立石コースは、名前のついた巨岩・奇岩が次々に現れる、冒険気分のルートです。それぞれに看板が立っていて、地元の方に大切にされている山なんだなぁと感じました。

② 山頂からは諏訪湖とアルプスの大展望
守屋山の山頂からは、北アルプス・中央アルプス・南アルプス・八ヶ岳が一望でき、日本百名山のうち33座が見えるといわれています。
私が登った日は雲が多く、見えたのは諏訪湖と八ヶ岳の一部だけ。それでも眼下に広がる諏訪湖は十分きれいで、晴れた日にまた登りたいと思わせてくれる山でした。

③ 「花の百名山」らしいお花の多さ
守屋山は花の百名山にも選ばれています。6月上旬の登山道では、レンゲツツジ、フタリシズカ、アヤメ、クリンソウなどに出会えました。
そして2026年は、120年に一度といわれるスズタケの開花も話題に。スズタケの詳しい様子は別記事にまとめています。

守屋山の基本情報

- 山名:守屋山(もりやさん)
- 標高:西峰 1,650m / 東峰 1,631m
- 場所:長野県諏訪市と伊那市の境(諏訪湖の南側)
- 特徴:花の百名山・信州百名山に数えられ、諏訪大社のご神体の山とも伝えられています
- 難易度:登山道はよく整備されていて歩きやすく、初心者の方でも登りやすい山だと感じました
アクセス・駐車場
車の場合
中央道・諏訪ICから国道152号(杖突街道)で杖突峠へ。ICから約20分です。
駐車場は「守屋山杖突峠駐車場」(無料)を利用しました。未舗装で2段に分かれており、平日朝7時半の時点では余裕がありました。
⚠️ トイレについて
- 駐車場にトイレはありません。私は手前の杖突峠公衆トイレをお借りしました
- YAMAPの地図上には駐車場にも「登山口」の表示がありますが、トイレがあるのはその先の「守屋山登山道入口」(駐車場から徒歩約30〜40分)です。杖突峠コースから登る方は、駐車場にトイレはありませんのでご注意ください

電車・バスの場合
駐車場のすぐ近くに「守屋登山口」バス停があります。JR茅野駅からバスでアクセスできますが、本数は少ないので、事前に時刻表を確認してからお出かけください。

登山ルートとコースタイム
今回歩いたのは、立石コースから登って杖突峠コースで下りる周回ルートです。行きと帰りで違う道を通れて、同じ景色を繰り返さないのが周回ルートのいいところ。
杖突峠駐車場 → 立石コース登山口 → 巨石めぐり・浅間の滝 → 守屋山前嶽 → 守屋山東峰 → 中嶽 → 守屋山(西峰) → 東峰 → 杖突峠コース → 駐車場
- 距離:約8.1km
- 累積標高(のぼり):約690m
- 今回の所要時間:約4時間50分(うち休憩約1時間15分)
コースタイムは4時間半ほど。杖突峠からの往復であれば、もう少し短くなります。
立石コース登山口までは車道歩き
立石コースの登山口は杖突峠駐車場から少し離れていて、国道沿いを15分ほど下ります。車に気をつけて歩きましょう。

立石コース:巨石と滝をめぐりながら登る
登山口からは歩きやすい九十九折りの道。

亀石、立石、十文字岩、夫婦岩、親子岩と、次々に巨岩が現れて飽きません。立石の奥は、晴れていれば南アルプスの展望スポット。この日は雲の中でした。

ひときわ大きい鬼ヶ城のあたりで、今回のお目当て・スズタケの花を初めて発見! このあと、稜線に出る手前でも出会えました。

百畳岩は上を歩ける大きな一枚岩。ここも南アルプスの展望スポットのようですが、この日は残念ながら見えず。途中で立ち寄った浅間の滝は、ちょろちょろと控えめな水量ながら、静かで良い雰囲気の場所でした。

前嶽〜東峰:「息切坂」の急登
分岐から少し寄り道して守屋山前嶽へ。眺望はまったくないので、サクッと戻って山頂を目指します。

東峰の手前には「息切坂」という名前の急坂。名前のとおり、たしかに息が切れました(笑)。

息切坂の終盤、東峰へ続く稜線に出る直前にも、スズタケが咲いていました。
登り切った守屋山東峰では、展望が一気に開けます。

東峰〜西峰:気持ちのいい稜線はスズタケパラダイス
東峰から中嶽を経て西峰へ向かう道は、雰囲気の良い稜線歩き。2026年6月は、この区間の登山道の両脇にスズタケがびっしり咲いていて、まさに「スズタケパラダイス」でした。

そして、守屋山の最高地点・西峰(1,650m)に到着。山頂にはベンチがたくさんあり、ごはんを食べたり、のんびりしたりと、多くの方が休憩されていました。

下山路:杖突峠コース
西峰から東峰へ戻り、息切坂を下ると、杖突峠コースと立石コースの分岐に出ます。
ここを杖突峠コースへ。
ここからは樹林帯の中をひたすら下る、下る、下る。
登りの立石コースと違って巨石や展望はありませんが、道はわかりやすく、迷う心配はなさそうです。淡々とした道なので、足を止めずに一気に下れました。

途中で現れるかわいい熊のチェーンソーアートが下山の目印。その先の「守屋山登山道入口」にはトイレがあります。駐車場にはトイレがないので、ここで済ませておくと安心です。

ここから駐車場までは、さらに樹林帯の道を約30〜40分歩きます。
コースタイムは東峰から登山道入口まで約40分、そこから駐車場まで約30〜40分。
私は一気に下ったので、東峰から駐車場まで約1時間でした。

おすすめ休憩スポット:西峰山頂で諏訪湖を眺めながらコーヒーを
休憩するなら、断然、守屋山(西峰)の山頂がおすすめです。
うさぎのイラストがかわいい「ラビットハウス」という、避難小屋のようなとても小さな小屋もあります。

どんよりしていて景色は期待していなかったのですが、諏訪湖がきれいに見えて大満足。
諏訪湖に乾杯しながらのコーヒータイムは最高でした。

注意点
- 駐車場にトイレはありません。手前の杖突峠公衆トイレか、杖突峠駐車場から約30〜40分の登山口のトイレを利用してください
- 東峰手前の「息切坂」は名前どおりの急坂。焦らずゆっくり登りましょう
- 熊が出てもおかしくないエリアなので、熊鈴は必ず。私は低山でも毎回持っていくようにしています
下山後のお楽しみ
下山後は「gardenia coffee stand & roastery」に立ち寄り。おいしいコーヒーとスコーンで、登山の余韻に浸りました。

今回の使用ギア
6月の蒸し暑さと、静かな樹林帯の下り。今回の守屋山で特に活躍した愛用品を紹介します。
インナー:finetrack ドライレイヤー
6月上旬でも登りはじめから蒸し暑く、しっかり汗をかきました。このドライレイヤーは、汗が肌に残りにくく、山頂で休憩しているあいだも快適♪登山の時のインナーはいつもこれです。
熊鈴
守屋山は熊が出てもおかしくないエリア。私は低山でも毎回持っていくようにしています。
持っている熊鈴に消音機能がないので、2秒で消音できるストラップを作りました!
保温ボトル・チタンマグ
この山のいちばんの楽しみが、西峰で諏訪湖を眺めながらのコーヒータイム。暑い時は氷、寒いときはお湯を保温ボトルに入れておけば、山頂に着いてすぐ休憩できます。軽くて保温力の高いチタンマグは、山コーヒーの相棒です。
まとめ

守屋山は、巨石めぐり・お花・諏訪湖の展望と、コンパクトな行程にお楽しみがぎゅっと詰まった山でした。登山道もよく整備されていて歩きやすく、初めての方にもおすすめしやすい山です。
雲が多めの日でも十分楽しめたので、晴れた日ならアルプスの大展望つき。私もいつかリベンジしに、また登りたいと思います。
▶ 120年に一度のスズタケの開花について詳しくはこちら
→【守屋山・花活】120年に一度のスズタケ開花レポ
▶ 愛用装備の全リストはこちら
→はーこの登山ギア一覧
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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