富士山の山小屋「上江戸屋」に泊まってみた

山歩きの話

こんにちはー!山好きナイロン小物作家のはーこです。

人生に一度はしてみたい富士山のご来光登山。山小屋に泊まると聞いているけれど、山小屋がどんな風なのかわからなくて不安になっていませんか?

2023年7月10-11日、富士山に登ってきました。山頂でご来光を見るために、本八合目の山小屋「上江戸屋」に宿泊。今回は、上江戸屋って実際どうなの?山小屋の実態と感想をリポートしたいと思います。

この記事を読むと、富士山の山小屋のひとつである「上江戸屋」はもちろん、山小屋がどんなところなのかがわかります。食事やトイレ、歯磨きなど細かいところの不安な気持ちを解消して、ぜひ富士山登山という素晴らしい体験をしてみてくださいね。

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富士山の本八合目「上江戸屋」に泊まってみた感想

まずはじめに、上江戸屋に泊まってみた感想からズバリ言います。

はーこ
はーこ

とてもよかったー!

クチコミでは、接客が悪い、寝るスペースが狭いなどといろいろ書かれていました。しかし実際に泊まってみた感想としては、

  • 感じのよい接客
  • 丁寧な説明
  • カーテンで仕切られていて、プライベート空間がある
  • 飲食スペースが分かれていて衛生的

という好印象でした。富士山の山小屋という特殊な環境の中で、心地よく過ごすことができます。私が泊まったのが静岡側開山日(山小屋オープンから1週間)だったからか、スタッフの中にはまだ慣れてなさそうな方もいましたが、説明に漏れがないように一生懸命話してくれましたよ。

上江戸屋はどこにある?→本八合目(山頂まで80分)

上江戸屋は、吉田ルートか須走ルートから登ると利用することができ、富士山の本八合目にあります。

本八合目は、吉田口登山道と合流して胸突八丁といわれる急な坂道を登るともう山頂まであとわずかという場所です。(上江戸屋から山頂までコースタイムで80分)

そのため上江戸屋は胸突江戸屋とも呼ばれています。

宿泊料金:曜日によって違う

素泊まりも可能ですが、私は荷物軽量化のため二食付きにしました。宿泊代金は、なるべくお釣りが出ないように、あらかじめぴったりの金額を用意しておくとスムーズですね。

山小屋での食事

提供された食事についてもリポートします。

夕ごはん

上江戸屋の夕食は、カレー付ハンバーグ定食です。味はまずまず。山の上で温かいものをいただける幸せを噛みしめながら完食しました。ごはんがおかわり自由だったらもっと嬉しいけれど、こればっかりは仕方ないですね。

朝ごはん

朝食はお弁当です。夕食の時に夕飯とともに机に用意されていました。

中身は、「ごはん、唐揚げ、ウインナー、焼き鮭、ちくわ」で山のお弁当っぽい感じ。

さて、このお弁当をいつ食べるか迷いますよね。登る前に食べる?頂上についてから食べる?結局、私は登る前にお弁当を食べて、エネルギーチャージしてから山頂を目指しました。つまり…午前2時という真夜中の朝食。しかしそんな時でも唐揚げをおいしく食べられる自分の身体に感謝。

実際山頂では風が強く、人も多いので、お弁当をゆっくり食べられる雰囲気ではありませんでした。

上江戸屋の中の様子

山小屋の中、寝るスペースはどんな風になっているのでしょうか。寝るスペースは長い3段ベッドが並んでいて、それぞれカーテンで仕切られていました。下にはマットが敷かれています。一人一枚のマットというわけではないようですが、そんなに狭く感じられませんでした。

私は2段目だったのですが、もし3段目だったら昇り降りが少し大変だったかも…とは思います。

マットの上には寝袋があり、足元か枕元にザックや靴を置く感じです。靴を入れる袋は入口で貸し出されます。

寝るスペースでの飲食は禁止されていて、たたみのあるところが飲食可能スペースになっていました。衛生的で快適に過ごせます。

トイレと歯磨き事情

トイレは宿泊者1回100円、一般利用者1回200円です。

バイオトイレで、使用したトイレットペーパーはトイレ内のゴミ箱に捨てる形式でした。トイレ使用後の手洗いは3秒以内。水は貴重ということですね。

つまり水が自由に使えないので、ここで歯磨きをどうしたらよいのだろうか問題が勃発。そもそも基本的に山では歯磨き粉は使えません。(自然環境を壊してしまう可能性があるため)

そこでおすすめなのが、「歯磨きシート+フロス」です。表面は歯磨きシートで、歯間はフロスですっきりです。

本八合目の山小屋「上江戸屋」を利用してみよう

富士山の本八合目にある山小屋「上江戸屋」についてまとめてみました。

  • 頂上までコースタイム80分で行けるという立地
  • 山小屋の雰囲気
  • 山小屋から見える景色

以上のことから上江戸屋は富士山のご来光登山にはピッタリの山小屋だと思います。

しかし頂上までの距離が短いということは、その分高山病のリスクが高まるということでもあります。また、1日目に五合目から本八合目まで登るのが大変という方もいると思います。そのような方は、上江戸屋より下にも山小屋がありますので、そちらもご検討ください。

しっかり下調べと準備をして、日本一の山「富士山」に登りましょう。

では、またー!はーこでした。

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