宮之浦岳登山の必須情報!山小屋(避難小屋)の紹介と利用上の注意点は?

屋久島旅

こんにちはー!

山とミシンが大好きHa_coです。

九州最高峰であり、日本百名山に選ばれた宮之浦岳について、気になっていますか?

私は2023年3月に屋久島へ行って宮之浦岳に登ってきました。

ルートは荒川登山口〜縄文杉〜宮之浦岳〜淀川登山口への縦走です。

めちゃくちゃ最高だったのですが、反省点もあり…

この機会に宮之浦岳縦走でのよかったことや反省点などをまとめています。

第2弾は、「屋久島の山小屋(避難小屋)について」です。

もし、あなたの屋久島旅や宮之浦岳登頂に役立つ情報となれば嬉しいです。

スポンサーリンク

日程・コースを決める

さて、登山をする時に大切なことは「まず登る山を選ぶこと」です。

そして「その山までのルートプランを立てること」ですね。

ルートを決めたら、必要な装備などを準備します。

今回登る山は、宮之浦岳に決めました!

ルートはこちらの記事を参考にしてください。

例えば今回の屋久島旅が3泊4日だったとします。

そのうち1日目は屋久島への移動日で、最終日は屋久島から離れる日。

そうすると宮之浦岳にアタックするための実際の日程は、実質的には2日間となります。

宮之浦岳へは、日帰りでも山小屋に1泊でも可能です。

でもどうせだったら宮之浦岳で日の出を見たいなぁ…

縄文杉と宮之浦岳を両方とも楽しみたいなぁ…

そんなあなたは山小屋に1泊することをおすすめします。

ただ、屋久島の山小屋の様子が心配になりますよね?

写真付きで紹介します。

屋久島の山小屋について

屋久島島内には全部で6つの山小屋があります。

  • 白谷山荘
  • 高塚小屋
  • 新高塚小屋
  • 鹿之沢小屋
  • 淀川小屋
  • 石塚小屋

すべての小屋が管理人の常駐していない無人の避難小屋です。

このうち3つを実際に見てきたので写真とともに紹介しますね。

高塚小屋:縄文杉から約10分

高塚小屋は、縄文杉に一番近い避難小屋です。

  • 収容人数:約20人
  • トイレ:男女共用の汲み取り式トイレと携帯トイレブース
  • 水場:縄文杉方面へ10分ほど歩く

高塚小屋は、縄文杉から約10分くらいのところなので、縄文杉を日帰りではなく山泊で楽しむ方が利用されることが多いです。

まわりはヒメシャラの木がいっぱい生えています。

3階建てになっていて、フロア内はこんな感じ。

高塚小屋の中をのぞいた時思いました。

「普通にキレイじゃん!」

登山者のみなさんがキレイに使っていて、ありがたくて嬉しいですね。

新高塚小屋:縄文杉と宮之浦岳のあいだ

新高塚小屋は、高塚小屋から約1時間、宮之浦岳山頂からは約2時間40分の場所にあります。

  • 収容人数:約60人
  • トイレ:男女共用の汲み取り式トイレと携帯トイレブース
  • 水場:小屋のすぐ近く

縄文杉、そして高塚小屋を過ぎてちょっと疲れてきて、そろそろ山小屋出てきてくれよ〜と思っている頃にちょうど現れる新高塚小屋。

二階建てになっています。

トイレまでの道のりはとてもわかりやすく、デッキを歩いていくとトイレに着きます。

明るいうちは、水場に手を洗いに行くのもいいでしょう。

水場もデッキを歩いて行くと着きます。

新高塚小屋は、宮之浦岳と縄文杉の間にあるので、縦走登山で利用者が多いです。

昼過ぎに新高塚小屋に着いたときは一番のりで誰もいませんでした。

しかしオフシーズンの3月でも夕方になると小屋内はたくさんの人!

外のベンチで寝ている方もいましたよ。

淀川小屋:淀川登山口から約45分

淀川小屋は、淀川登山口から約45分、宮之浦岳山頂からは約2時間30分の場所にあります。

  • 収容人数:約40人
  • トイレ:男女共用の汲み取り式トイレと携帯トイレブース
  • 水場:小屋のすぐ近く

路線バス(紀元杉に14:37着)を利用して淀川登山口から山に入り、縦走1泊目として利用されることが多い小屋です。

こちらもフロア内はとてもキレイでした。

トイレは、小屋のすぐ近くにあるので、暗い夜でもライトがあれば心配ないと思います。

水場も近くにありますが、一瞬「…水場?」と思ってしまいました。

場所は淀川小屋からすぐのところにあります。

山小屋利用の注意点

山小屋(避難小屋)を利用する場合、基本的な注意事項は次の4点です。

  • ザック等の荷物は常に整理しておく
  • 混雑時は、お互いにゆずりあう
  • 利用後は清掃を行い、ゴミ等は里まで持ち帰る
  • 小屋を出るときは、窓や扉を閉める

この辺りは、「うんうん、そうだよねー」となんとなくわかるかと思います。

屋久島山小屋特有の注意点

屋久島の山小屋では、上記以外にも気をつけなければいけないことがあります。

それは…

夜のネズミ・シカ

です。

食品が外に出ていると、ネズミやシカに荒らされてしまいます。

ちなみにザックの中に入れるだけではダメ。

小屋内にロープが張られているので、ジップロックなどに入れて吊るしてください。

友人は食料は大丈夫だったけれど、ネズミの音が気になって仕方なかった…と言っていました。

まとめ:計画に合った山小屋を利用しよう

屋久島島内にある6つの山小屋のうち、3つを写真付きで紹介しました。

山小屋の利用料はかかりませんが、事前予約もできないので、早い者勝ちです。

ゴールデンウィークや夏休みシーズン、秋のシーズンなど登山者が多くなる時期は、山小屋も混雑することが予想されます。

到着が遅れて山小屋に入れない…そんな時のためにハイシーズンにはテントを持って行くのが対策の一つですね。

それと…屋久島島内の山小屋は避難小屋です。

  • 寝袋やマットなどの寝具
  • ガス缶、バーナーなどの調理器具
  • 食料品

などはなく、ご自身で準備が必要なので忘れないように!

ぜひ計画的な山歩きをなさってくださいね♪

では、またー!

Ha_coでした。

------------------

登山で使えるポーチなどをハンドメイドしています。

オーダーメイドの相談はLINE公式アカウントまで

minneのショップページはこちら

creemaのショップページはこちら

Instagramフォロー嬉しいです♪こちらからフォロー

Ha_coのブログは、毎週月・水・金に更新しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました