【富士山】須走ルートで登る。登山道全体やアクセス方法を紹介

山歩きの話

こんにちはー!

山とミシンが大好きなはーこです。登山を始めて2年目の初心者ですが、晴れの日は登山、雨の日はミシンで山グッズを作って過ごしています。

2023年7月10-11日、富士山に登ってきました。富士山には登山ルートが4つもあるって知っていますか?今回の富士山登山では、登りには須走ルート、下りでは御殿場ルートを利用しました。その経験から、この記事では須走ルートの登山道についてまとめています。

この記事を読めば、須走ルートのコースタイムやどんなルートなのかが丸わかりです。写真付きで紹介しているので、ぜひ登る前にイメージをふくらませて、安全で楽しい富士山登山をしてくださいね。

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須走ルートはどんなルート?

スタート地点は、標高約2,000mの須走口五合目です。七合目付近までは樹林帯の中を歩き、樹林帯を抜けると開けた景色になります。その後はずっと頂上を見ながら登ることができるルートです。

須走登山道の全貌を紹介

実際に須走登山道で富士山に登ってきたので、全貌を紹介していきますね。

出発は富士山須走口五合目から

富士山須走口は、五合目にあたります。五合目には、「菊屋」や「東富士山荘」などの山小屋が並び、とても賑わっています。おみやげを買ったり、飲食したりすることもできますよ。

私は高地に体を慣らす(高山病予防)ために、菊屋さんで安倍川もちをいただきました。メニューを見ると、きのこ料理がたくさんあったので、きのこが有名なのかもしれません。

ちなみに菊屋さんで飲食やお買い物をすると、通常トイレ1回200円のところを無料で使えるという素敵なサービスがあります。

五合目〜六合目(コースタイム約90分)

歩きはじめて5分ほどすると古御岳神社が現れます。安全祈願をして進みましょう。

はーこ
はーこ

山頂でご来光を見て、無事に下山できるようお守りください。

しばらく樹林帯が続きます。いきなり目の前が開け、左側を見てみると…

どーん!富士山山頂が見えます。

その後1時間ほど樹林帯を歩くと、ようやく一つ目の山小屋が現れます。六合目「長田山荘」です。カップ麺や丼、カレーなど食べることができます。ペットボトル飲料やビールも販売されていました。

暑かったので、チューペットを購入しました。

六合目〜本六合目(コースタイム約30分)

本六合目あたりまでは、周りに緑がたくさんあるので、ここは本当に富士山なのかな、と感じてしまうほどです。しかし、たまにひょこっと顔を出す富士山山頂を見ると、富士山にいるんだ!あの山頂までいくんだ!とテンションが上がってしまうと思います。

本六合目の山小屋「瀬戸館」は、私が登った時にはまだ開いていませんでしたが、外のテーブルにいたアヒルちゃんたちが出迎えてくれました。

まるで雲の上にいるようで、眺めもいいです。

本六合目〜七合目(コースタイム約60分)

本六合目を過ぎたあたりから、周りの雰囲気が変わり始めます。緑が少なくなり、植物はオンダテなどがぽつぽつとある程度です。

視線の先には常に“富士山山頂”、下を見ると“山中湖”という最高の道です。

この辺りで標高が2900m近くあり、空気が薄くなり疲れやすくなってくると思います。七合目の山小屋「大陽館」で休憩して、深呼吸を。なぜならこの後もずっと登りが続き、だんだんと斜度がキツくなってくるからです。

七合目〜本七合目(コースタイム約30分)

七合目から先はずっと同じ眺めが続きます。近くて遠い山小屋…斜度がキツいのと小石がゴロゴロして滑りやすく、なかなか前に進みません。

それでも少しずつ進んでいくと、本七合目に到着です。

本七合目の山小屋は「見晴館」です。名前の通り、見晴らし抜群でした。

本七合目〜八合目(コースタイム約30分)

本七合目以降も同じような道が続き、ひたすら登っていくと吉田ルートの下山道と重なります。間違えて降りてしまわないように注意してくださいね。

八合目の山小屋「下江戸屋」を通り過ぎて、いよいよこの日宿泊する山小屋が見えてきます。

八合目〜本八合目(コースタイム約20分)

八合目から本八合目まではコースタイム約20分と、数字だけを見ればすぐにたどり着けそうなのですが、これが意外と大変でした。あと少し、あと少し、と言い聞かせながら、気合いで登ります。

今回は本八合目の山小屋「上江戸屋」に宿泊しました。上江戸屋については、別の記事で詳しく書いてあるので、ぜひ参考にしてみてください。

本八合目〜山頂(コースタイム約80分)

夜中2:30頃、山頂でご来光を見るために山小屋を出発しました。本八合目の山小屋から山頂までのコースタイムは約80分、この日の日の出は4:26だったので、余裕を持ってスタートしました。本八合目から吉田ルートと合流するので、登山者が一気に増えます。

ここから先は、胸突八丁といわれる急な登りなのですが、

  • 人がたくさんいたので、ペースがゆっくり
  • まだ暗い中だったので、目の前だけを見て登った

これらの理由から、まったくつらく感じませんでした。(個人差があります。)

山頂でご来光を見る

4時前に無事富士山山頂に着きました。1番前を陣取って、少しずつ明るくなっていく空を見ながら、日の出を待ちました。ちなみにこの日の富士山山頂の気温は約4℃で、風が強い日だったので、ウルトラライトダウン+レインウェア(風よけ)を使用しました。

富士山登山での持ち物については別の記事にまとめています。

須走口までのアクセス方法

さて、ここでアクセス方法を紹介します。須走口五合目までは、富士登山バス・タクシー・車で行くことができます。

富士登山バスで行く場合

御殿場駅から須走口五合目までの登山バスが出ています。

料金:大人片道1,780円、往復2,400円

富士急行バスHP>>

マイカーで行く場合

ふじあざみラインがマイカー規制をしている期間があるので、その期間中は道の駅「すばしり」の隣にある乗換駐車場(無料:約300台)に車をとめ、シャトルバスを利用して五合目まで向かいます。

静岡県富士山マイカー規制について(静岡県HP)>>

タクシーで行く場合

タクシー利用時の目安料金です。

駿河小山駅〜須走口:7,500円

御殿場駅〜須走口:7,000円

乗換駐車場〜須走口:3,660円

富士山登山は須走ルートがオススメ

今回は、富士山登山での須走ルートの魅力をお届けしました。

須走ルートは、樹林帯を抜けて開けた景色と共に頂上を目指します。適度な距離に山小屋があるので、ゆっくり休憩をとりながら登ることができます。また富士山登山者の半数以上が利用するといわれる吉田ルートとは異なり、登山客もそれほど多くはありません。

富士山山頂でご来光を見るというのは、一生に一度はしてみたい経験です。

しっかりと準備を整えて、万全の体調で挑みましょう。

ぜひこの記事を参考にして、安全で楽しい富士山登山をお楽しみくださいね。

では、またー!はーこでした。

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