女性のための富士山登山ガイド!必携アイテムと忘れ物をしない考え方

山歩きの話

富士山に登りたい!でも何を持っていけばいいのか迷っている方必見!

富士山登山の準備するときのポイントは3つ。「寒暖差・紫外線・砂埃」それぞれの対策が必要です。実際に富士山に登った私が、持ち物や服装を詳しく紹介します。必需品の登山靴やザック、レインウェアから、日焼け止めやヤケーヌまで、必携アイテムをわかりやすくお伝えします!

さらに女性のためのアイテムやご来光登山に必要なものなど、富士山登山を楽しむためのアイデアが盛りだくさん。準備をしっかり整えて、富士山に挑みましょう。

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富士山登山の持ち物のポイント

富士山に登ってみたい!もしくは登る予定のある方、何を持っていけばいいのか迷っていませんか?

富士山に登るときの服装・装備のポイントは3つです。

  • 富士山の登り始め(5合目)と山頂との温度差
  • 紫外線が強い
  • 下りは砂埃に注意

このポイントを押さえながら準備すれば、安心して富士山に登ることができるでしょう。

2023年7月10日~11日、富士山に登ってきたので、その時の持ち物や服装についてまとめてみました。実際に使ったもの、持っていったけれど使わなかったものなど細かく書き出したので、ぜひ参考にしてみてください。

山登りの必需品

山登りをするときにまず揃えるべき必需品があります。山登り三種の神器とも呼ばれるとか。それぞれ単価が高いので、レンタルでもOKです。

やまどうぐレンタル屋

底の厚い靴やトレッキングシューズがおすすめです。くるぶしまでを包むミドルカットのものだと安心。私はスカルパのミドルカットの登山靴を愛用しています。また、インソールも忘れずに準備しましょう。

ザック

山小屋での宿泊や水分補給のために容量が20-30L程度のものが適しています。私はノースフェイスの30Lザックを使用しました。雨に備えてザックカバーも持っていきましょう。

レインウェア

上下が分かれているセパレートタイプのレインウェアを。特にGORE-TEXのものは防水性に優れています。

いつもの山歩きの持ち物

富士山に限らず、山歩きに必要な持ち物を紹介します。

  1. モバイルバッテリー:スマートフォンのバッテリー切れを防ぐために必要です。
  2. ファーストエイドキット:絆創膏や常備薬など、緊急時の応急処置に必要なものを準備しましょう。山では救急隊がすぐに駆けつけてくれるわけではありません。
  3. 行動食:登山中はカロリーを消費するので、手軽に食べられる高カロリーな食品を持っていきましょう。柿の種やナッツ、プロテインバーなどが定番です。ただし、チョコレートは溶ける可能性があるので注意が必要です。
  4. 保険証のコピー:万が一の場合に備えて保険証のコピーを持っておきましょう。
  5. 水分:1-2リットルの水分が必要です。山小屋で購入することもできます。私はスポーツドリンクと水の両方を持参しました。水はケガをした時の洗浄用にも使えます。また、粉末のスポーツドリンクも持っていけば、水と混ぜてスポーツドリンクの補充にも。
  6. タオル・手ぬぐい:汗拭きや手拭きに使用します。手ぬぐいは止血帯としても使えます。

山小屋泊に必要なもの

山小屋ではシャワーを浴びることはできず、水の使用も制限されています。

  1. 汗拭きシート:シャワーが浴びられなくても、少しでもさっぱりしたい時に役立ちます。
  2. ウェットティッシュ:ノンアルコールタイプのウェットティッシュを洗顔代わりに使用できます。使って拭くだけでもさっぱりします。
  3. 小銭:トイレチップ用に小銭を準備しましょう。私は2,000円分を両替しました。
  4. 歯ブラシ:歯磨き粉は使用できないので、歯ブラシだけを持っていきましょう。
  5. 着替え:雨に濡れた場合のために、靴下と下着の予備を持っておくと安心です。
  6. マスク:山小屋内での埃や乾燥対策にマスクを使用しましょう。
  7. アイマスク:部屋の明かりが気になる場合はアイマスクを使って安眠しましょう。

ご来光登山に向けて

ご来光を見るためには、以下のアイテムが必要です。

  1. ヘッドライト(予備の電池付き):暗い中を山小屋から出発してご来光を見るために必要です。予備の電池も忘れずに持っていくと安心。
  2. 防寒具(ダウンジャケット、フリース):登り始めの5合目と山頂の標高差は約2,000メートルあります。標高が100m上がるごとに気温が0.6℃下がるので、防寒対策が必要です。富士山は独立峰なので風が強く、体感温度はさらに下がることもあります。私はウルトラライトダウンと薄手のフリースを持参しました。
  3. 手袋とニット帽:山頂では寒さが厳しいので、手袋とニット帽で体を温めましょう。7月上旬や9月の富士山頂では気温が5℃以下になることもあります。ご来光を待つ時間は動かないため、体感温度が低くなりますので、暖かい服装が必要です。

山にゴミを捨てない

山を楽しむためには環境保護も重要です。登山中に出たゴミは自分で持ち帰りましょう。

  1. ゴミ袋とジップロック:登山中に出たゴミは、袋に入れて持ち帰りましょう。ジップロックの使用をおすすめします。ビニール袋だと山小屋でカサカサ音が気になることも。

紫外線・砂埃対策

富士山では紫外線が強いため、紫外線対策が必要です。また、下りの際には砂埃に注意が必要です。

  1. 帽子:日差しがとっても強いです。帽子をかぶることで頭部を守りましょう。帽子ホルダークリップも便利です。
  2. 日焼け止め:液体タイプとスプレータイプの二刀流で日焼け対策をしましょう。顔はもちろん耳も忘れずに。髪の毛も日焼けするので、スプレータイプも使ってみてください。
  3. ヤケーヌ:富士山では紫外線だけでなく、砂埃からも肌を守る必要があります。ヤケーヌを装着することで下りでのストレスはかなり軽減されます。
  4. サングラス:強い日差しや砂埃から目を守るために、サングラスの使用がおすすめです。
  5. ゲイター:靴に砂が入るのを防ぐためにゲイターを装着しましょう。特に下りの際に砂埃が舞い上がることがありますので注意が必要です。

山ガールのたしなみ

女性の方に特に役立つアイテムをご紹介します。

  • 生理用品:予定日でなくても予期せぬ生理が始まることがありますので、万が一のために必要な用品を持っていきましょう。
  • 生理用品用のゴミ袋:使用済みの生理用品を包むための袋を用意しましょう。中身が見えないものを選ぶとよいでしょう。
  • 化粧品とクレンジングシート:最低限の化粧品とクレンジングシートを持参しましょう。軽量化が重要なので、必要最小限のアイテムを選びましょう。

あると便利なアイテム

以下は、あると便利なアイテムです。

  1. ライト:山小屋では仕切られた部屋もありますので、小さなライトがあると準備がしやすくなります。ヘッドライトでも問題ありませんが、ソーラーランタンもおすすめです。
  2. 雨用手袋:初めて富士山に登った時に雨に遭遇しました。普通の手袋しか持っていなかったため、手がびしょびしょになり、体感温度が低下。水を通さない手袋があると体温保持に役立ちます。
  3. トレッキングポール:膝への負担を軽減するためにトレッキングポールが役立ちます。
  4. 携帯酸素:富士山は酸素が薄い地域です。高山病の症状を緩和するために携帯酸素があると安心です。
  5. 耳栓:山小屋での騒音や周囲の騒音に敏感な方は、耳栓が役立ちます。

持っていったけれど使わなかったもの

最後に、持っていったもののうち使わなかったものをご紹介します。

  • トイレットペーパー:登山者が多く、トイレットペーパーが不足する可能性を考えて持っていったのですが、使用する機会はありませんでした。
  • 携帯トイレ:山中では携帯トイレを使用する場所がなかったため、持っていても使う機会がありませんでした。
  • インナーシーツ:富士山の上江戸屋ではインナーシーツの使用について特に言われませんでした。ただし、他の山小屋に泊まる場合は状況に応じて持参することも検討してください。
  • カイロ:持っていった装備でなんとかなったので、カイロは使用しませんでした。ただし、個人の寒さに対する感じ方は異なるため、必要に応じて持参することをおすすめします。

忘れ物はない?準備万端で富士山に登ろう

富士山登山に必要な持ち物や服装についてご紹介しました。寒暖差、紫外線、砂埃などポイントを重視して準備すると漏れがありません。登山靴やザック、レインウェアなどの必需品から、日焼け止めやヤケーヌなどの紫外線対策まで、富士山登山に大切なアイテムを詳しく解説しました。

実際に富士山に登った経験からリストアップしたので、これらの情報を参考に、富士山登山を楽しんでください。安全で快適な山旅をお過ごしくださいね!

では、またー!Ha_coでした。

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