野点って何?自然の中でお抹茶を楽しむ贅沢な時間

野点

こんにちはー!

山とミシンが大好きHa_coです。

あなたはお抹茶を飲んだことありますか?

抹茶ラテや抹茶味のお菓子は好きで飲んだり食べたりするけれど、お抹茶自体はあんまり飲んだことないなぁ…

という方、一度野点を味わってみてください。

いやいや、野点って何よ?

野点とは、日本の伝統的な行事の一つで、自然の中でお茶を楽しむ行為です。

「お抹茶をいただく」と聞くと、なんだか重々しい雰囲気でマナー・ルールが厳しそうだし…

と敬遠されがちですが、野点はいわばカジュアルなお茶会です。

堅苦しいルールは気にせず、自然とともに贅沢な時間を味わってみましょう。

この記事では、野点の魅力・野点をするために必要なものを書いてみました。

本当に最高の体験になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪

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野点とは何か?

野点とは、自然の中で行われる茶会のことです。

茶室ではなく、野外の美しい風景や自然環境のもとで行われるカジュアルなお茶会。

茶道の基本的な要素を取り入れつつ、自然の中で肩肘張らずにお抹茶を楽しむことができます。

野点の魅力と価値

野点には、普段の生活では味わえない魅力と価値があります。

順番に見ていきましょう。

自然との調和

野点では、自然の中でお抹茶をいただくことで、季節の移り変わりや風景の美しさを感じ、心の平穏や癒しを得ることができます。

また、風や鳥のさえずり、木々のざわめきなど自然の音を聞きながらお茶を楽しむことができることも魅力の一つです。

このような自然との調和は、私たちの心を豊かにし、日常の忙しさから解放される貴重な体験をもたらしてくれるでしょう。

心の落ち着き

野点は茶道の中の楽しみ方の一つです。

茶道では、手順を大切にしながらお茶を淹れ、ゆったりとした時間を味わいます。

茶碗や茶入れなどの茶道具、掛け軸やいけばななどもお茶席では重要な役割を果たし、目で見て楽しむだけではなく、心の落ち着きをもたらしてくれます。

野点では、掛け軸などを用意することはできませんが、その代わり大自然がその代わりとなってくれるでしょう。

このように大自然の中でお抹茶をたて、ゆったりとした時間を味わう。

お抹茶の香りや苦味も手助けして、いつもとは違った時間の流れを感じられるはずです。

野点の準備と道具

野点の魅力はなんとなくわかったよ。

でも、何をどうすればいいんだい?

そんなあなたに野点を始めるにあたって、準備に必要なものを紹介します。

茶碗

お抹茶をいただくための器。

茶碗には、さまざまな形や大きさがあります。

野点にとって重要なのは、持ち運びしやすさ。

軽量で強度に優れたメラミン樹脂製のメラミン茶碗がおすすめです。

見た目も陶器に近く作られています。

私はモンベルの茶碗を使用しています。

茶入れ(棗:なつめ)

棗は、お抹茶を入れるための容器。

植物の「ナツメ」の実に形が似ていて、黒塗り無地の棗が一般的ですが、華やかな蒔絵が施された棗もあります。

野点では持ち運びのときにこぼれないように、内ぶた付きのものがいいでしょう。

内ぶた付きであれば、湿気にも強くなるので一石二鳥です。

私が使用しているのも中ぶた付きで、少し小柄な棗です。

茶筅(ちゃせん)

茶筅は、茶碗の中でお抹茶を点てるときに使用する道具。

ほとんどのものが竹で作られています。

穂先は力を入れて使うと簡単に曲がったり折れたりしてしまうので、野点の際はどうやって持ち運ぶのかが重要。

野点では、携帯製を重視したコンパクトなサイズで、ケース付きのものがいいでしょう。

私は茶筅を専用のケース(筒)に入れて持ち運んでいます。

茶杓(ちゃしゃく)

茶杓は、お抹茶をすくう際ための竹製のさじ。

正確な量のお抹茶を茶碗に取り分けることができます。

私は折りたたみのものを使用しています。

茶筅とともに茶筅筒に収納できてとっても便利で、最初見た時はあまりの画期的な構造に笑顔がこぼれました。

茶巾(ちゃきん)

茶巾は、茶碗を清める際に使う布です。

麻生地が多く使われていて、茶碗にお抹茶を入れる前に水分を残さないように使用します。

ティッシュでも代用可能ですが、茶巾があるとよりお茶席っぽい、玄人っぽい感じがしますよ。

お湯

お抹茶を点てるには、お湯が必要です。

熱湯ではなく、70~90℃のちょっとだけ冷ましたくらいの温度のお湯が最適。

その場でバーナーや焚き火でお湯を沸かしてもいいですし、サーモボトルでお湯を家から持っていくのもいいでしょう。

座布団や敷物

野点は、立ったままではできません。

そのため、座布団や敷物を用意しましょう。

赤い敷物があると、ぐっと雰囲気がでます。

でも、ピクニックシートや折りたたみクッションなどでも構いません。

手元にあるもので工夫するのも楽しみの一つです。

まとめ:野点をしてみよう!

今回は野点についてまとめてみました。

野点は茶道の中でも大自然に囲まれて行われる茶会で、カジュアルな雰囲気が魅力です。

茶道…と聞くとなんだか難しそう…と敬遠されるかもしれませんが、堅苦しいルールを気にせず、自然との調和を楽しんでみませんか?

お抹茶の香りや味わいも手伝って、普段とは異なる贅沢な時間を過ごせますよ。

私は山登りとセットで野点を楽しんでいます♪

本当に最高に時間が過ごせますので、ぜひ一度体験してみてくださいね。

では、またー!

Ha_coでした。

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